【超広角レンズの選び方】絞り羽根の枚数による光条(光芒)の違い編
どうも、だらはです。
先日、単焦点の超広角レンズを使ってみて改めて良いなぁと思ったことがあります。
それは、光条の綺麗さです。
見てください、この10本の綺麗な光条を。
絞りはF8程度で撮ったので光条が2重になっていますが、それでもとても綺麗です。(F16以上に絞ったらもっと綺麗になる)
ちなみに、今回はLAOWAの9mmF5.6で撮影した写真を載せましたが、SIGMA14-24mmやSONYのSEL1224GMでは、こんな綺麗な10本の光条は出ません。
光条の本数について
では、どのレンズなら綺麗な光条になるのか。
答えは、絞り羽根の機構と枚数にあります。
絞り羽根の機構と枚数により、光条の性質が異なってくるのです。
◆各種レンズで絞り羽根を比較
レンズ | 機構 | 枚数 | 光条の数 |
---|---|---|---|
LAOWA 9mmF5.6 | – | 5枚 | 10本 |
SIGMA 14-24mm | 円形絞り | 11枚 | 22本 |
SONY SEL1224GM | 円形絞り | 9枚 | 18本 |
絞り羽根の枚数が奇数の場合、光条は絞り羽根枚数の2倍の本数となります。
偶数の場合は枚数と同値(6枚なら6本)となります。
また、レンズが円形絞りだと光条の先が広がります。
例として、絞り羽根7枚の円形絞りのSEL24240で撮影した写真を貼ります。
◆SONY SEL24240:円形絞り(7枚)
当時は広角初心者だったのでSEL24240でも満足していましたが、上を知れば知るほど気付けばレンズ沼に嵌まっていました。。(10枚絞り最高!)
とはいえ、円形絞りだと玉ボケが丸くなるので、ボケを活かしたい場合は円形絞りが良いです。
また、絞り羽根の枚数が増えるほど円形に近付くので、よりボケ感を楽しみたい方にはお勧めできるレンズです。(光条の本数が増えすぎると煩くなりますが)
最後に
いかがでしたでしょうか。
超広角を愉しむ時は、焦点距離やF値の他にも絞り羽根にも注目してやると良いです。
私としては、光条の本数が少ない方が好みなので、
- 偶数絞りの10枚以下、または奇数絞りの5枚
- 円形絞りではない
上記に対応したレンズがお勧めです。
以上の観点から、LAOWA9mmF5.6はニーズを満たしているし解像度もパないのでお勧めですよ\(^o^)/
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