【フルサイズα7III】超広角のお勧めレンズ(サードパーティ製)

2021年3月3日

どうも、だらはです。

以前はこちらの記事でソニー純正のお勧めEマウントレンズについて紹介しましたが、今回はサードパーティ製レンズの紹介になります。

今回はかなりピーキーな性能のレンズをピックアップしましたので是非見て頂けたらと思います。

早速、焦点距離が短いレンズから見ていきましょう!

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LAOWA 10-18mm F4.5-5.6 FE

先ずいきなり始めに紹介するのは、超ピーキー性能なマニュアルフォーカスの超広角ズームレンズである「LAOWA 10-18mm F4.5-5.6 FE」です!

本レンズを一言で表現するならば、

『寄って撮影したい人の為の超広角ズームレンズ』です。

◆優れている点

本レンズは、焦点距離10mm始まりのズームレンズで、画角は102〜130°と超広角。(フルサイズで10mmのズームレンズは現時点で本レンズのみ)

最短撮影距離15cmと寄れるので、最大撮影倍率にして0.25倍というクウォーターマクロを実現します。

サイズは70×90.9mmと超絶コンパクトで、重さは496g。

昼間にスローシャッターしたい人のためにフィルターも装着が可能です!(※フロントではなくリア部分なのには注意)

また、価格は約10万円前後と比較的お値打ちです。

◆あまり良くない点

以上の優れた特徴がありますが、2点良くない点もあります。

先ず1点目は、周辺の描写が甘いこと。

超広角なのでしょうがないかもしれませんが、周辺減光が大きいのと、周辺部分の解像度が若干荒いです。

次に2点目は、電子接点が無いことです。

広角なので影響は少ないと思いますが、電子接点が無いので手ぶれ補正値を手動にて設定する必要があります。

また、Exif情報が残らないので後から見返すときに焦点距離やF値情報が参照できなくなります。

以上のデメリットが許容できる人にはピッタリの超広角ズームレンズです。

◆まとめ

まとめると下記の様になります。

  • 焦点距離10mm始まりのズームレンズ
  • 最大拡大倍率が0.25倍
  • 70×90.9mmで496gと軽量コンパクト
  • 価格10万円前後と比較的安価
  • 周辺の描写が甘い
  • 電子接点が無い

◆作例

SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN Art

次に紹介するのは彼の有名なArtレンズ「SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN Art」です。

『星空と言えばコレと言うほど超王道の選択肢』です。

◆優れている点

10mmも必要無いから明るくて解像度が高いレンズが良い!と言う方は本レンズに限ります。

シグマのArtシリーズレンズは、ソニー純正のGMレンズの半額ほどの価格で、解像度はそれ以上という意見も有ります。

F値が低いから高速シャッターにより手ぶれを防げますし、オートフォーカスのズームレンズですから運用性に長けます。

風景から星空撮影まで万能にこなせる超広角レンズです!

◆あまり良くない点

2点残念な点があります。

1点目は、サイズが大きいことです。85×131mmで重さは795gとやや大きめです。

2点目は、価格が約14万円とそこそこのお値段ですが、フィルターが装着不可能ですので気を遣います。。

◆まとめ

まとめると下記の様になります。

  • 焦点距離が14mm始まりのズームレンズ。
  • F値が2.8と明るいから風景撮影から星空撮影まで用途が万能。
  • ソニー純正レンズの半額なのに同等の解像度。
  • サイズがやや大きめ。
  • フィルターが装着不可能。

◆作例

LAOWA 15mm F4 Wide Angle Macro

次に紹介するマニュアルフォーカスレンズ「LAOWA 15mm F4 Wide Angle Macro」も面白いレンズですよ。

なんと、『15mmの超広角レンズなのに、等倍のマクロ撮影ができる』んです!

◆優れている点

昆虫や小動物まで限界まで近づいてもピントを合わせることが可能なので、「え、身体が小さくなってしまった!?」と思えてしまいそうな写真が撮れます。

サイズは84×64mmとコンパクト、410gと軽量なのも嬉しいです。

そしてそして、本レンズはフィルターが装着可能なんです!(かなり嬉しい)

超広角レンズでマクロ撮影したとしても、フィルターがあればぶつける心配は有りませんね。

7万円前後と比較的安価なのも嬉しいです。

◆あまり良くない点

本レンズはシフト機構という優れた機能が存在します。

しかしながら、シフト撮影が可能なのはAPS-Cフォーマットという残念仕様です。(フルサイズでも使えるがケラレが生じる)

また、電子接点が無いです。

超広角マクロはによりオンリーワンの写真が出来上がりますが、

超絶接写にてマクロ撮影する場合は、どうやって光を回すかも考えなければなりません。

◆まとめ

  • 超広角レンズなのに等倍マクロ撮影ができる。
  • 軽量コンパクト。
  • フィルターが装着可能。
  • 価格が7万円前後と比較的安価。
  • シフト機構がフルサイズでは使えない。
  • 電子接点が無い。

◆作例

LAOWA 12mm f/2.8 Zero-D

次に紹介するマニュアルフォーカスレンズ「LAOWA 12mm f/2.8 Zero-D」も凄いですよ。

Zero-Dというのは、『ゼロディストーション(歪がゼロ)という意味』です。

◆優れている点

歪みが無いのに12mmと超広角なので、建物などの人工物を撮影するには重宝するレンズです。

開放F2.8から周辺の写りも良く、解像度にも定評があります。

最短撮影距離は18cm、最大撮影倍率は0.2倍とそこそこ寄れるのも嬉しいです。

サイズは75×83mm。重さも610gとコンパクト&軽量で運用性にも長けています。

◆あまり良くない点

価格が13万円前後と、マニュアルフォーカスの単焦点としては少々お高く感じる価格設定です。

また、電子接点が無いのも残念です。

◆まとめ

  • 焦点距離が12mmと超広角なのに、歪みが限りなく抑えられている。
  • 開放がF2.8と明るく解像度も良いので、星空撮影にも使える。
  • 最大殺意倍率が0.2倍とそこそこ寄れる。
  • コンパクト&軽量設計。
  • 価格が13万円前後と、比較的高価な価格設定。
  • 電子接点が無い。

◆LAOWA12mmF2.8を試してみました

◆作例

最後に

今回はソニーEマウントの超広角レンズを紹介しました。

こうして紹介記事をまとめていると、LAOWAって本当に凄いなぁと思います。

超広角に限ってはとてもクオリティの高いレンズばっかりで、しかもどれもが超攻めた設計。

他に見たことがないようなオンリーワンの写真が撮れると思います。

価格設定も良心的なので、どんどん試して行きたいです\(^o^)/沼

◆広角から望遠までのお勧めレンズはこちら

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Posted by だらは