【伊坂幸太郎】お勧め作品ランキング!初めに読むならコレに決まりです!
ランキング形式で5作品紹介
どうも、本の旅人のだらはです。
皆さん小説は好きですか?
私は遅咲きながら大学生になってから読書の楽しさに目覚めました。
今回は、私が読書を好きになったきっかけである伊坂幸太郎さんの作品をランキング形式で紹介したいと思います。
普段読書しない人、伊坂幸太郎さんの本を読んだことが無い人に、少しでも伊坂幸太郎さんの良さを知って貰えたらと思います。
伊坂幸太郎さんの作品の特徴
伊坂幸太郎さんの作品の一番の特徴は、終盤に向けての怒涛の伏線回収撃です。
終盤まで何だろなー?どうなるんだろなー?と思っているところを、最後の一瞬で全てのピースが揃っていく感覚はもはや快感です。
また、登場人物の癖が強い。ミステリアスで魅力的な登場人物に掻き回される感覚も癖になります。
1位:アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂幸太郎作品を読んだことがない方に是非お勧めしたい作品。
引っ越してきたアパートで出会った河崎から「一緒に本屋を襲わないか」と誘われることから物語は始まる。
キチやんけ!と思いつつ終盤まで読み進めると、なんともやるせない結末が待っています。
終盤の終盤でいきなりちゃぶ台を返されたかのような衝撃的な事実が発覚しますので、絶対にネタバレ無しで読んで下さい。
「裏口から悲劇は起こるんだ」
2位:ゴールデンスランバー
金田首相が凱旋パレード中に暗殺され、その犯人として仕立てられてしまう主人公の青柳雅春。
詰め将棋の様な焦燥感と、青柳雅春を取り囲む友人の愛で心が温まります。
「思い出っつうのは、だいたい、似たきっかけで復活するんだよ。自分が思い出してれば、相手も思い出してる」
「いいか、俺は信じたいんじゃない。知ってんだよ。俺は知ってんだ。あいつは犯人じゃねえよ」
3位:重力ピエロ
とある理由により父違いで弟は産まれた。
半分しか血の繋がりが無い兄弟が、仙台市内で起こる連続放火事件と現場近くに残されたグラフィティーアートの謎を解明するお話。
テーマは重いのに、ラストはこれ以上ないくらいに爽やかで、心温まる。
弟に対する父親の言葉がマジで泣けます。(是非読んで欲しいため、敢えてここに載せません。)
「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」
「楽しそうに生きてれば、地球の重力なんてなくなる」
4位:フィッシュストーリー
売れないバンドの曲が、世界を救うお話。
この作品は短編4作品からなるため、普段小説を読まない人にもお勧めできる作品です。
それぞれ独立していると思ってた短編が、ある1点で交わる瞬間はなんとも爽快感があります。
映画化もされているため、もしタネが分からなかった人は見てみると良いかも。
ギャグの様なトンデモ展開に思わずクスッとしてしまう事間違い無しです。
5位:砂漠
青春を謳歌する5人の大学生のお話。
入学から卒業まで綴られているため、自身の大学時代と重ねて読んでしまう人もいるのではないでしょうか。
社会人だけでなく、今現在大学生の人にもお勧めしたい作品です。
大学生活を不意に過ごしている方には特に、今を打開する活力が得られると思います。
登場人物の西嶋が超絶イカしてます。
「この国の大半の人間たちはね、馬鹿を見ることを恐れて、何にもしないじゃないですか。馬鹿を見ることを死ぬほど恐れている、馬鹿ばっかりですよ」
「その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ」
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介した作品のうち「砂漠」以外は映画化されているため、映画から入っても良いかもしれません。
個人的には小説の方がお勧めですが、ゴールデンスランバーとフィッシュストーリーは映画でも作品の完成度が高く、伊坂ワールドも炸裂しています!
コミカルでシリアス。
相対する属性が見事に調和した独特な世界観は癖になりますよ。
もし、上記作品から入ってみて気に入ったら他の作品も読んでみて下さい(^^)
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