【自己啓発】京セラ社長の『生き方』は活力を与えてくれる漢のための本でした
どうも、だらはです。
先日上司に『生き方』という本を勧められました。
上司「お前は本当に歪んで成長したな〜。稲盛和夫って知ってる?京セラの元社長。この本、お勧めだから読んでみて」
私 「へへ、あざますw」
上司が成長のきっかけを与えてくれたので、それを血肉とするために割と真面目に本書を読み込みましたので、その読了レポです。
先ず思ったことは、稲盛和夫さんは『漢』だと言うこと!
先ず、この本を読み終えて思った事は、稲盛和夫さんは『漢』だということです。
稲盛和夫さんは本書において、以下の名言を叩き出しています。
『あきらめずやり通せば成功しかありえない
『求めたものだけが手に入るという人生の法則』
by 稲盛和夫さん
この言葉を見て私は始め「なんやこの人。宗教かいな?」と失笑してしまいましたが、翌々考えてみると野球界のスーパースターである王貞治さんもこんなことを言ってました。
『努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。』
by 王貞治さん
業界は違えど同じこと言っとるなぁ〜と感心していたら、そういえば、私も同様の経験をしたのを思い出しました。
私が高校三年生の時、大学受験を間近に控えた夏休みの模試にて、志望校の判定結果が「判定不能」でした。最低を意味する「E」ランクではなく判定すら出来ない。つまりそれ以下の成績でした。
当時の私の境遇として、私立大学にはお金が無かったので滑り止め受験すら不可能。浪人もお金が無いから無理。落ちたら即、職業訓練校行きでした。
「落ちたら、俺の人生は……」
怖くなり、毎日14時間以上は勉強していたでしょうか。文化祭中も勉強してました。勉強を止めたのは食事と睡眠と移動時間(自転車)くらいでした。文字通り必死でした。
そして、最終的には努力の甲斐があってか現役で国立大学に合格することができました。
すみません、思い出話に華が咲いてしまいましたが、私が言いたいこととはつまり「努力は報われる」と言うこと。
こんなノータリンな自分でも頑張れば成功できるのです。(今が成功しているかは聞かないで下さいw)
成功者の思考とはかくあるものか、と言うことを実体験を通じて再認識しました。
次に思ったのは、全てが賛同できるという訳でもないと言う事。
稲盛和夫さんは所謂、デキる漢です。
なので、私のようなできない側の男には賛同しかねる内容もあります。泥臭さ過ぎて今の時代に合っていないと思えるのです。
①にて、『あきらめずやり通せば成功しかありえない』という名言を紹介しましたが、この考えは危険だと私は思います。
事実、私は頑張り過ぎた結果、高校生活の終盤に精神疾患を患いました。所謂、対人恐怖症になったのです。
当然、大学生活も散々たる内容で、人生で一番のモラトリアムを無駄に過ごしてしまいました。
勿論、全てが無駄だったとは言いません。楽しいことも幾分かはありました。大学受験時代に、私が勉強に専念できるよう支えてくれた親にも感謝しかありません。
しかし、一歩間違えていたら私は今ここに存在していなかった訳です。自己嫌悪に耐えきれていなければ、私の人生はそこで終わっていました。
『あきらめずやり通せば成功しかありえない』という言葉は、デキる人には響く言葉なんでしょうけど、私のように低スペックな人間には響きませんでした。死ぬほど頑張って、やっと凡人に追い付ける程度。『(基本的には)努力したら報われる』くらいが妥当かなと思っています。
『自分の仕事がどうしても好きになれないという人はどうすればよいか。とにかくまず一生懸命、一心不乱に打ち込んでみることです。』
by 稲盛和夫さん
これも絶対無理です。大学進学後も頑張り続けていたら、当時の私の精神力では確実に人生詰んでいたでしょう(笑)それに、非効率極まりない。
世の中には逆立ちしても敵わない天才がいるものです。要は適材適所。苦手な仕事があったら得意な人に仕事を振れば良い。仕事を振れるような人間になれば良いのです。
個の能力には限界があります。それに今後は大抵の仕事はAIに取って代わられる時代が来ます。純粋な処理能力ではAIに敵いませんから。
適材適所で労働力を最大化し、最高のアウトプットができる人材が、今後は求められくると私は思います。
苦手分野にリソースを割いている時間は無いのです。持ち味を活かして如何に自身の土俵で戦うか。これが大事だと私は思います。
最後に
なんか批判している感じになっちゃいましたが、批判をしている訳ではありません。(文才なくてすみません。。)
むしろ、この本を読んで活力を貰えました。色々なことを考えるきっかけになりましたし、私にはプラスの感情が湧いてきました。
全ての内容に共感できた訳ではありませんが、基本的な考え方には賛同できますし、やっぱり稲盛和夫さんには信念があり格好良いです。
男性で精神疾患の無い方は、第2章まで読んで頂けると「仕事頑張るぞー!」てな感じの意欲が湧いてくると思います。(女性や精神疾患者には辛い内容かも)
◆稲盛和夫さん『生き方』
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